忍者ブログ
MASTER →  ADMIN / NEW ENTRY / COMMENT
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
マイペースで続けています
HN:
uralaka
画像・記事の無断使用は固く禁止させていただきます。
リンク
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

人生は死ぬまでやり直しが可能。範囲種別は限られてくるかもしれないけれど、それもやってみなくちゃわからない。
 最近、自分の生き方が窮屈になってきました。今までの考え方を否定することになるかもしれないけれど、これからは何より自分自身が満足できる人生を送りたい。そのために、「自分」をやり直したい。

今日、ある国家試験に合格しました。2年間大学の通信課程で勉強し、さらに資格試験用の勉強をして目標通り最短で合格、そしてほぼオールAで大学も卒業できる。なのに、全く達成感も喜びも湧いてきません。それは、一緒に大学の受験勉強していた娘が、希望の大学からことごとく見放されて母子ともに深く傷ついてしまったから。昨年合格していた私立を断念し一浪した娘の夢は、かないませんでした。

このことで、私は自身のあることに気が付きました。それは、自分独自の価値基準や優先順位がはっきりせず、あまりにも自分以外の人間に合わせすぎていることです。娘の受験の結果で娘より無気力になる母など笑いものでしょうが、娘を励ますどころか逆に気を使わせてしまう情けない母親でした。

自分の世界を持たず、人の世界に依存して生きてきたのでしょう。娘だけではありません。父母や家族など、周りの人間と摩擦を起こしたくないばかりに、自分が本当に望むことややりたいことを我慢して周りに合わせているうちに、いつの間にか「本当の自分」とはぐれてしまいました。今となってはもう頭の中のどこを探しても、「本当の自分」は見つかりません。

家族が好きな食事、好きなこと、嫌いなこと、昔の思い出、何を言ったか、何をしたかなど、本人より覚えているくらいだけど、自分が何が好きか、どこへ行きたいか、これからの目標など、聞かれても何もわかりません。
誰かのために生きているうち、自分の存在意義のすべて、その誰かに依拠してしまいました。
そして時間が経つうち、独力で立つこともできない、自分に興味も自信も持てない、内向的で過敏な中年女が出現したわけです。

これからは乳児のごとく自分なりの一歩から初めて、少しずつ自分の世界を広げていかねばならないと思います。今はそう考えるだけで気が重く、今までの人任せにできた過去に戻りたいと思ってしまうのですが…
こんな命でも生きているのだから、ありがたいと思って精一杯生き切らなければ。






PR
≪  28  27  26  25  24  23  22  ≫
HOME
忍者ブログ [PR]